最近、
僕の周りで評判を落としている
人達の話を聞くことがあり残念です。
そういった人達の共通点は
以下の2点です。
1.口がうまい
2.顧客に価値を提供できていない
口がうまいというのは、
あなたも何となく分かると思います。
大風呂敷を広げるとか、
巧みな話術を使って相手を
その気にさせるとかが
得意な人達ですね。
タイプ的には、
営業出身の人が多いように
思います。
そうやって中に入り込んだら、
あの手この手を使って
顧客からお金を取ろうとします。
正に「お金を取る」んですね。
要するに、
顧客にとっての価値を提供せずに
ただ金額だけを請求します。
そうして、
お金を取られた顧客は
口がうまい人達の「悪態」を
つくことになるわけですね。
でも、
本来ビジネスというのは違いますよね?
実際に素晴らしいビジネスというのは
顧客の方が得をするはずです。
なぜなら、
顧客が支払った金額以上の価値を
商品によって手に入れるからです。
だから顧客は満足をします。
満ち足りるわけですね。
じゃあ、
何に対して満ち足りるんでしょう?
それは「期待値」です。
つまり、
顧客はお金を支払う前の段階で
あなたの商品に対して期待を
しています。
「良さそう」
「美味しそう」
「うまくいきそう」
といった具合ですね。
そういった期待値が顧客には
あるんだってことです。
で、
その期待値に対して
商品が提供する価値が
満ち足りた時に顧客は満足します。
さらに、
期待値を超えた時には
顧客は感動してくれるんですね。
じゃあ今度は、
その期待値はどこから来るのか?
それが「広告」です。
冒頭で話した評判を落とした人達は
「口がうまい」人達だったと
思います。
つまり、
それは「広告」が巧みだった
ってことです。
悪い意味で巧み過ぎるんですね。
そのせいで、
本来の商品が提供できる価値よりも
期待値の方が大きくなって
しまっているんですね。
だから、
期待した顧客は不満足なので
評判を落とすことになります。
同じように、
あなたがたとえどんなに
広告をうまくできるようになっても、
あなたの商品が顧客に対して
価値を提供することができなければ
あなたの評判は悪くなってしまいます。
しかも、
広告がうまくなればなるほど、
価値を感じない顧客の数も増えるので
倍々ゲームで悪評が広がります。
結局のところ、
顧客にとって価値のある商品を
供給するというのが大前提なんですね。
たとえ、
チラシやブログやFacebookを
使いこなすことを学んだとしても、
コピーライティングを学んだとしても、
顧客の「得」を理解していないと
評判を落とす諸刃の剣になるって
ことですよ。
あなたは顧客の
「期待値」に見合った商品を
供給することを意識していますか?
P.S.
怖いのは、
自分が「良い商品」を扱ってると
思い込んでしまっている場合です。
それは大抵、
「自分が良いと思う商品」を
市場に供給している場合が多いですね。
大事なのは、
「顧客が得する商品」であることです。
そこがミスマッチしてると、
意図せず評判を落とすことにも
なりかねません。
そうならないように、
リサーチをしっかりと行って
顧客の得を理解するようにしてくださいね。
もちろんリサーチ方法も学べます
http://www.settoku.com/benkyokai630