僕は2001年ぐらいから
ネット通販に携わってきました。
本格的になったのは
2004年ぐらいです。
ブランド商品の
ネット通販会社の
コンサルティングを
していました。
当時は楽天が
盛り上がりはじめた頃で
月商1億円もあれば
楽天から賞を貰えるレベル
だったと思います。
そんな時に、
月商300万円の会社を
最高月商3000万円にした
記憶がありますね。
そこから自分の会社でも
ネット通販をはじめていく
わけです。
結果として、
年商1億円程度のネット通販を
2部門作りました。
少々実績が小さいですが、
市場がニッチだったので
こんなもんだと思います。笑
そんな
僕が最近見た通販サイトの話。
食品系のサイトで
すでに信頼があるのは
良いのですが、
とにかく説明文がイケてない。
どういうことかと言うと、
「違い」がわからないんです。
あなたの目が行くのは、
競合他社の商品との「違い」
ではないですか?
その違いの表現が
「特徴」なのか「得」なのかは
今回は置いておきます。
それよりも気になったのは、
自社内の競合商品との
「違い」がわかりませんでした。
例えば、
その会社はこだわりがあるので、
醤油の種類が豊富です。
でも、
醤油Aと醤油Bの違いだけでなく
醤油Cと醤油Dの違いも
さっぱりわからないんです。
予備知識があったら
分かるんでしょうかね?
素人には何がなんだか
わかりません。
結局参考にできるのは、
「お客様の声」だけ。
お客様の声が多い商品を
選ぶことになりました。
ヒューリスティックですね。笑
あなたもこんな間違いを
犯してはいませんか?
商品点数を増やそうとするあまり、
自社内の競合商品同士の
「違い」が顧客にわからなく
なってたりしませんか?
一度確認してみてください。
同じような説明を使っていたり、
「違い」を強調してなかったり
してるようなら修正が必要です。
あなたは十分に知識があって
商品を提示してるので
わかりきってるかもしれません。
でも面倒かもしれませんが、
顧客は何も知らないと思って
説明は用意するべきだと
思いますよ。
そうすれば、
きっと売上にも変化が現れると
思います。
P.S.
何も知らない顧客に合わせたら
説明文が長くなる!
とおっしゃる経営者も
いらっしゃいます。
安心してください。
顧客は必要な分しか読みませんよ。
むしろ、
どんなに詳しく書いても
顧客はほとんどまともに
読んでいませんから。笑
だったら意味がないんじゃ!?
大丈夫です。
そこでもヒューリスティックが
働いてくれますよ。
詳しく書いてあることで
競合よりも良いと判断される
場合もあるってことですね。