僕が相談を受ける人から
よく言われるセリフがあります。
それは…
「広告をやっても上手くいかなかった」
というセリフです。
「HPを作ったけど…」
「チラシを撒いてみたけど…」
「FB広告を試してみたけど…」
みたいな感じですね。
こういう人達は、
広告屋が3種類に分類されることを
知らないんだと思います。
だから上手くいかなかったんじゃ
ないかと思うんですね。
ちなみに僕も
上手くいかない広告で
たくさんお金を使わされましたよ。笑
なので経験も含めて、
今日はこの3種類をお伝えしようと
思います。
1.広告媒体を売っている
これはいわゆる
広告代理店って人達ですね。
彼らは広告の枠を売ってます。
要するに、
広告枠を売ることにしか
興味がない人達ですね。
例えば雑誌広告とか、
看板だったりバナー広告だったり。
そういう、
広告を掲載する媒体を
提供するのが仕事です。
なので、
あの手この手で継続させようと
してきます。
そこで考えられたのが
AIDMAの法則です。
Attention(注意)
Interest(興味)
Desire(欲求)
Action(行動)
という顧客の行動心理に
Memory(記憶)を
差し込んだんですね。
AIDMAの法則として
使われています。
どうしてか?
その方が都合が良いからです。
顧客は記憶をして
それから行動するって言えば、
じゃあ記憶させるには?
ってなりますよね。
そうやって、
広告を何回も見せるのが
大事ですよって言ってたんですね。
で、
効果が出なかったら…
露出が足りないんですよ
って言ってさらに枠を売る
ってわけです。
お金がいくらあっても足りません。笑
2.広告制作を売っている
これはほとんどの
HP制作会社とか印刷会社が
当てはまると思います。
要するに、
HPという広告を作ることを
提供してるってことですね。
ブログを作ったりとか、
チラシを作ったりとかです。
彼らの多くは、
ヴィジュアルを重要視します。
なぜかと言うと制作現場が
「アート」と「デザイン」の
区別が付いていないからです。
詳しい話はしませんが、
見栄えをキレイにすることを
良しとしてるってことですね。
実際、
発注する側も見栄えが良いのを
望んでるので成立します。
ただ、
効果が出るかどうかは別ですね。笑
美しい絵画を飾って、
お客さんが来ないと嘆いてる
みたいな感じです。
満足してるのは、
制作会社とクライアントだけです。
3.広告技術を売っている
コピーライターとか
プロデューサーみたいな人達です。
まぁ似非も多いですが。笑
でも、
1や2の人達よりも成果に対して
シビアだとは思います。
実際には、
ノウハウを売るような教育業と
現場で技術を振るう人とに
分かれると思います。
いかがですか?
あなたは広告屋をこんな風に
分類して見たことがありましたか?
もちろん、
これはあくまでも便宜上の分類です。
広告代理店でもHP制作会社でも
広告技術の優れているところはあります。
また、
逆に広告を自分でやったことのない人が
広告技術を教えてるなんて場合もあります。
だから、
あなたがもし広告をして
上手くいっていないのであれば、
組む相手が悪かったってことですよ。
教えてもらう相手が
悪かったってことですね。
次からはこれを参考にして、
ちゃんと見定めるようにしてくださいね。
人事を尽くしてノーテーションで
いきましょう。
P.S.
一応言っておくと、
僕はすべてのポジションを
経験しています。
フリーマガジンや
ポータルサイトなんかでは、
広告枠を販売していました。
HP制作をしていたこともありますし、
チラシ制作だって請け負ってました。
もちろん、
広告技術に関しては今の仕事なので
経験があります。
ノウハウの販売もしてますし、
現場で技術を使っていますしね。