何でこんなん買ったんやろう…
って思う物が
僕の家にはあります。
電気でお腹を引き締める
ベルトとか。
中国語が調べられる
電子辞書とか。
頭をもみ洗いしてくれる
マッサージ機とか。
正直…
そんなに使うことはありません。笑
でも、
欲しくて買いました。
その時は…
これは、
恐らくあなたにも経験が
あるんじゃないでしょうか?
断捨離とか言って、
いらないものは捨てる
みたいなのが流行りましたよね。
その時に捨てた物って
何で買ったんでしょうね?
論理的に考えると
買わなくてもよさそうなのに
って思う物が多いんじゃないかと
思います。
じゃあ、
なんで人は論理的に考えると
買わなくてもよさそうなものを
買ってしまうんでしょうか?
その理由は、
人は感情によって動くからです。
要するに、
何かを欲しいと思う気持ちは
感情によって引き起こされてる
ってことですね。
もちろん、
何かと理由をつけて
正当化しようとするのも確かです。
でも、
それは感情が動かされた結果、
後付で論理的な理由を用意しようと
してるだけなんですね。
だからビジネスには、
実際には論理的な説明よりも
感情的な何かの方が大事になります。
その証拠に、
もし論理的な理由だけで考えてるなら
何で「接待」なんてあるんでしょう?
そこには担当者の感情が
あるからじゃないでしょうか。
感情が取引の成否を
決めるからだと思いませんか?
接客する販売員が
第一印象を気にする理由も
同じですよね。
お見送りする時に
姿が見えなくなるまで
お辞儀する理由も同じです。
どれも顧客の感情に
働きかけてるんじゃないでしょうか。
つまり、
あなたが見込顧客に接する時は
感情に訴えないといけないって
ことですね。
論理的に商品の良さを言い続けても
見込顧客の感情は動かないってことを
覚えておくと良いと思いますよ。
人は感情の動物って言いますからね。
あなたは、
論理的に人を動かそうとばかり
していませんか?
人事を尽くしてノーテーションで
いきましょう。
P.S.
感情で動くのは、
外部顧客だけじゃなくて
内部顧客も同じですよ?
従業員もしかり、
株主や取引先も同様ですね。