「痩せなきゃなぁ」
と、
僕は長い間思ってます。笑
経営を始めたころから
15kgも太ってますからね。
何とかしたいのは確かです。
でも、
なかなか痩せないんですよね。
困ったもんです。
ちなみに、
原因は分かってます。
なぜ痩せられないのか?
その理由は…
モチベーションが
明確じゃないからです。
つまり、
痩せるための「目的」が
明確じゃないってことですね。
めちゃくちゃモテたいとか、
テレビに出演するためとか、
病気を治すためとか、
目的が何かあれば違うと思います。
要するに、
痩せること自体が目的じゃなく
痩せた結果に対して目的がないと
人は動かないってことですね。
ちなみに、
これは顧客心理も同じですよ。
例えば、
「痩せれます!」と
コピーライティングで
顧客の得を説いたとします。
でも、
それだと本当の意味で
顧客は動いてはくれないんですね。
なぜなら、
顧客にとって痩せるというのは
本質的には目的ではないからです。
大事なのは、
痩せたことによって
得られる得の方なんですね。
コピーライティングの業界では
ベネフィットのベネフィット
なんて言い方をします。
つまり、
痩せれるという顧客の得以外に、
モテるようになれるというような
得から得られる得を訴える必要が
あるんですね。
だから当然、
モテるようになれるという場合と
病気が治るといった場合の
広告は別々で作る必要があります。
同じ痩せるれるという得があっても
訴求するポイントが違う場合は
それぞれに商品説明文や告知文を
用意しないといけません。
かわいい女の子とか
かっこいい男の子が
掲載されてる広告を見て
病気を治したい人が反応するなんて
ありえないですよね?
なので分けないといけないんです。
でも、
ここを多くの人達が横着します。
1つの広告、
HPやチラシやパンフレットで
済まそうとするんですね。
すると、
ぼやけた内容になって
顧客の反応が鈍くなります。
だって、
万能薬って胡散臭くないですか?
何にでも効くとか
信じられないですよね?
もしかしたら
あなたの広告でも同じことが
起きているかもしれませんよ。
HPやチラシやパンフレットで
色んな顧客の得を説きすぎて
万能薬のような見え方に
なっているかもしれません。
そうすると、
顧客の反応は鈍くなりますよ。
商品を供給する側になると
得が多いのは素晴らしいと
感じるかもしれません。
でも、
一旦自分が商品を手に取る側に
回ってみると分かると思いますよ。
あなたの商品説明や告知は
別々の訴求ポイントを
詰め込み過ぎてはいませんか?
人事を尽くしてノーテンションで
いきましょう。
P.S.
得から得られる得というのは、
根源的な欲求を満たさないと
顧客の反応が得られません。
商品を売れるようにするには、
人間にとっての
根源的な欲求とは何なのかを
知る必要があるんですね。