理念

イノベーションNO.1

イノベーションNO1

ちょっと昔話です。

当時26才だった僕は、
イノベーションをおこす必要が
ありました。

それまではブランド品の
ネットショップのコンサルや
スポーツ用品の通販の運営などを
していました。

でも、
新しく建てた会社の事業として
フリーペーパーを作ることに
なったのです。

当時はフリーペーパーが
乱立し始めていた時でした。

新しいフリーペーパーを作れば、
ニュースになって話題になる
時代だったんですね。

だから
会社のブランディングも兼ねて
「意図的」にフリーマガジンを
立ち上げたのです。

案の定、
僕の会社が発行したフリーマガジンは
メディアに取り上げられました。

「革新的」な内容だったため、
「面白い」となってメディアが
食いついてくれたわけですね。

実はこの時、
いくつかのイノベーションが
「意図的」に行われています。

1つは僕自身のイノベーション。

ネットショップやインターネットは
詳しかったのですが、
フリーマガジンなんて
作ったことがありませんでした。

せいぜいPhotoshopというソフトで
チラシもどきや画像加工を
したことがあるぐらいです。

トンボ?ノンブル?表1??
何のことかさっぱりでした。

紙媒体のデザインの知識なんて
ほとんど知らなかったんです。

しかも技術的にも
Illustratorというソフトなどは
使ったこともありませんでした。

でも、
フリーマガジンを出すと決めたので
自分自身にイノベーションを
意図的に起こしたんですね。

つまり、
僕自身の技術にイノベーションを
起こしたということです。

もう1つはカテゴリの
イノベーションです。

ニッチをサブニッチ化する
とも言いますね。

ニッチは隙間という意味です。

だから、
「フリーペーパー」+「オタク」
でイノベーションをしました。

だけど、
これだけではまだ「ニッチ」です。

すでに東京で存在していました。

そこから、
「フリーマガジン」+「メイドカフェ」
にしたんですね。

これで
革新的なメディアの誕生です。

フリーペーパーはありましたが
フリーマガジンという冊子形式は
当時は少なかったんですね。

大判の紙を折りたたんだものが
多かったんですよ。

だから、
差別化を意図的にしました。

そもそもオタク関連の内容なので、
当時は街ナカで広げるのも
抵抗があるものだったんです。

そこで、
コンパクトにして使いやすく
したわけですね。

ついでに言うと、
オタクでは抽象度が高いので、
メイドカフェにサブニッチ化
しました。

最終的にはメイドカフェよりも
抽象度が高い「萌え」にして
内部顧客のシェアを取りにいく
戦略を選んだのですが、
そこは別のお話です。

結果としてオタク業界は
日本一=世界一みたいな
ところがありましたので、
僕の会社のフリーマガジンは
「世界一」のメディアに
なったんですね。

オンリーワンであることは、
ナンバーワンってことです。

つまり、
僕の会社は創業当時から
「意図的」に「イノベーション」を
おこすことで顧客の認知を
獲得していったんですね。

これは、
ビジネスを拡大する為に
あなたにも必要だと思いませんか?

要は意図的に
あなたやあなたのビジネスに
イノベーションを起こすという
ことです。

イノベーションは何も
技術革新のことだけを
言うわけではありません。

あなた自身のマインドや
あなた自身のスキル、
あなたのビジネスの理念や
あなたのビジネスの商品、
そして
マーケティングそのものや
セールスに至るまで
革新は必要なんじゃないですか?

ドラッカーもビジネスの機能は
「マーケティング」と
「イノベーション」の
2つだけと表現していますよね?

だからあなたもぜひ、
僕からヒントを手に入れて
イノベーションを意識してみて
くださいね。

続・理念なんていらない?

続・理念なんていらない?

理念なんていらない?
の続きですね。

指針があれば議論の時などに
人格否定にならないという
お話でした。

では、
理念がないことで起きる
さらなる問題って何でしょうか?

2.間違った人を雇用する

理念がないとそもそも
間違った人を雇うことになります。

ここで言う雇う対象は、
内部顧客全般ですね。

つまり、
従業員や外部の取引先、
ひいては資本出資を受ける
株主に至るまでということです。

わかりやすい例で言うと、
従業員の雇用だと思います。

理念がない場合、
恐らく即戦力を雇おうと
するのではないでしょうか?

なぜなら技術や能力だけに
フォーカスするからです。

そうやって人間性や価値観を
ないがしろにしてしまうんですね。

例えば僕の会社の当初の理念は
「ムーブメントを起こす」でした。

となると、
当然ですが変化を恐れる人は
不要ですよね?

安定志向の人なんてNGです。

新しいことをする必要があるので、
勤勉であったり向上心があるのは
必須条件です。

流行を生み出すわけですから、
スピードも求められます。

こうやって理念を基にすると、
必要な人材の人物像が見えるように
なると思います。

逆に言うと、
理念が定まっていないと、
どんな人を雇うべきか
わからないと思いませんか?

そうなると、
従業員の募集要項も
曖昧なものになってしまうのが
当たり前だと思います。

結果として、
集まってくる人材が
あなたやあなたの会社に
ぴったりではない人ということに
なるのではないでしょうか。

だから、
雇ってからアイツはダメだとか
わかってないとか言う経営者を
よく見かけますが、
あなたの方がダメなんじゃないの
って思いますね。

理念もないのに、
優秀な内部顧客が集められると
思ってる方がわかってないんじゃ
ないでしょうか。

すばらしい理念は、
すばらしい内部顧客も引き寄せる
ということだと思いますよ。

次回に続きます。

理念なんていらない?

理念なんていらない?

今日もノーテンションで
人事を尽くしていきましょうね。

ムラモトヒロキです。

以前、軽く相談を受けた
会社さんがありました。

軽くだったので
深入りはしなかったのですが、
後になって状況が芳しくない
という話が聞こえてきました。

従業員の方と面識があったので、
詳しく話を聞いてみると、
会社の方向性であるビジョンや
それを実行に移す為の戦略で
揉めているとのことでした。

お前のその考えは間違っている
とか、
私はそうは思いません
とか、
5人がYesで3人がNoだからYes
とか、
そんな感じで進むそうです。

僕はその話を聞いて、
「早く理念を決めた方が良い」
と伝えました。

書籍なんかを読んでいると、
起業する時に理念なんて必要ない!
みたいな書き方をしているものが
あります。

見たことありませんか?

正直、
だから10年以内に95%の会社が
倒産するんだよねって思います。

なぜかと言うと…

1.人格否定になる

理念がなく議論した時、
相手の意見を否定すると
人格否定をされたように
感じる人がほとんどのようです。

意見自体を否定しているはずですが、
意見を言った人間性が否定されたと
受け止められるんですね。

そのように受け止めた人は、
返す刀であなたを
否定しようとしてきます。

目には目をという具合です。

それでもあなたが
相手を論破した場合、
遺恨を残すことになります。

あなたは気づいていないかも
しれませんが、
あなたのいないところで
あなたの悪口が増えていますよ。笑

そんな人格否定を防ぐのが
理念の存在です。

例えば僕の会社の場合、
当初の理念は
「ムーブメントを起こす」
でした。

つまり話題になって流行を
生み出すような流れを
創りだそうという理念です。

その理念が指針になります。

だから、
こういう事業展開はどうか?
という意見があったら、
「それはムーブメントを起こすのか?」
と議論しました。

メディアに取り上げられ、
顧客が喜んで受け入れて、
大きな時流を生み出すのかに対し
良いのか悪いのかを判断して
いたんです。

そうやって理念があると、
理念を基準に考えますよね。

そうすると、
意見を否定されたとしても、
あなたではなく
理念に反するのだからと
受け入れられるわけです。

これは、
理念やビジョンやミッション、
クレドや社是や社訓といったもの、
言ってみたら
戦略や計画や戦術に至るまで
同じことだと思います。

つまり、
僕はそれらをまとめて
「指針」と表現していますが、
指針があるから内部顧客は
ブレずにビジネスを進めることが
できるようになるのだと
思いますよ。

次回に続きます。
続・理念なんていらない?